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「吹田市」の家族葬・葬儀なら吹公社へ吹田市の死亡手続きに必要な手続きと流れを詳しく解説

大切な方を亡くされた際、悲しみの中でも様々な手続きを順序立てて行わなければなりません。吹田市にお住まいの方が亡くなられた場合、死亡届の提出をはじめとする複数の手続きが必要になります。
本記事では、吹田市での死亡手続きについて、時系列に沿った流れと必要な書類を解説します。慌ただしい時期だからこそ、手続きの全体像を把握しておくことで、スムーズに対応できるでしょう。ぜひ参考にしてください。
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目次
死亡直後にすべき手続きの流れ
ご家族が亡くなられた際、最初に行うべき手続きは決まった順序があります。具体的には、以下のとおりです。
- 死亡診断書の受け取り
- 死亡届の記入準備
- 必要書類の準備
- 提出
適切な流れで進めることで、後の手続きもスムーズになります。詳しく見てみましょう。
①死亡診断書の受け取り
ご家族が亡くなられた際、まず最初に行うべきは死亡診断書(死体検案書)の受け取りです。病院で亡くなられた場合は担当医師が、自宅等で亡くなられた場合は警察が手配した医師が作成します。死亡診断書は死亡届と一体になった用紙で、右側が死亡診断書、左側が死亡届の様式です。
医師が右側に必要事項を記入・押印した後、左側の死亡届部分をご家族が記入することになります。この書類は後の手続きで複数回必要になるため、受け取り時に複数部コピーを取っておくことをおすすめします。
また、死亡診断書の記載内容に間違いがないかも確認しておきましょう。記載ミスがあると後の手続きに支障をきたす可能性があります。
②死亡届の記入準備
死亡診断書を受け取ったら、死亡届部分の記入準備を行います。記入に必要な情報を事前に整理しておくと、窓口での手続きがスムーズに進みます。必要な情報は、以下のとおりです。
- 故人の本籍地
- 筆頭者氏名
- 住所
- 生年月日
- 配偶者の有無
- 届出人の住所・氏名・続柄など
本籍地が不明な場合は、事前に戸籍謄本等で確認しておく必要があります。また、届出人は法律で定められており、親族(配偶者、子、父母、兄弟姉妹、祖父母、孫など)が第一順位となります。
同居者や家主、地主や家屋管理人、土地管理人なども届出可能ですが、親族以外の方が届出を行う場合は事前に吹田市の担当窓口に相談するのが無難です。
③必要書類の準備
窓口に向かう前に、以下の書類・物品を準備します。
- 死亡診断書(死亡届と一体の用紙)
- 届出人の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど顔写真付きの公的身分証明書)
火葬場の希望がある場合はその情報も準備しておきましょう。吹田市立やすらぎ苑を利用する場合は、希望する日時を事前に考えておくとスムーズです。これらの準備を整えることで、窓口での手続き時間を短縮できます。
④提出
死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に提出する必要があります。吹田市では、以下の場所での提出が認められています。
- 市民課101窓口(吹田市役所本庁)
- 山田出張所
- 千里丘出張所
- 千里出張所
開庁時間内(平日午前9時〜午後5時30分)であれば、死亡届の受理から火葬許可証の交付まで、その場で完了します。
夜間や休日の場合は、市役所本庁舎の警備員室にて24時間365日受付可能ですが、書類の内容確認や火葬許可証の即時交付はできません。翌開庁日に担当課から連絡があり、必要に応じて再度来庁する場合があります。
窓口では職員が記載内容を確認し、不備がある場合は修正を求められるため、事前の準備が重要です。
火葬までの手続きの流れ
死亡届提出後から火葬まで、決められた手順があります。火葬許可証の取得と火葬場の予約が主な手続きとなり、適切に進めることで円滑な火葬が可能です。
死亡届が受理されると、同時に火葬許可申請も行います。吹田市では死亡届の提出と同時に火葬許可申請を受け付けており、特別な申請書類は不要で、火葬許可証の交付手数料も無料です。
火葬許可証が交付されると、吹田市立やすらぎ苑での火葬予約も可能になります。やすらぎ苑を利用する場合、市内在住者は優先的に利用でき、火葬料金も市外利用者より安価に設定されています。
火葬料金は市内在住者の場合、大人1体につき9千円です。生活保護受給世帯については火葬料金の減免制度があります。火葬当日は火葬許可証を持参し、やすらぎ苑で受付を行いましょう。
火葬には2時間程度かかり、火葬終了後には火葬許可証に火葬済みの記載をした「埋葬許可証」が交付されます。この埋葬許可証は納骨時に必要になるため大切に保管してください。
死亡届受理後に必要なその他の手続きの流れ
死亡届受理後には期限に応じた様々な手続きが必要です。手続きの優先順位を理解し、計画的に進めることが重要になります。

即座に必要な手続き
死亡届が受理された後、いくつかの手続きを速やかに行う必要があります。住民票関連では、住民票は自動的に削除されますが、世帯主が亡くなった場合は世帯主変更届が必要です。マイナンバーカードや住民基本台帳カードをお持ちの場合は、返却手続きも行いましょう。
健康保険関連では、国民健康保険に加入されていた場合は保険証の返却と資格喪失手続きが必要です。後期高齢者医療制度に加入されていた場合も同様の手続きが必要になります。保険料の精算も行われるため、関連書類を整理しておくことが大切です。
14日以内に行う手続き
死亡届提出後14日以内に行うべき主な手続きがあります。年金関連では、国民年金や厚生年金の受給者であった場合は年金事務所への死亡報告が必要になります。未支給年金の請求手続きなども含まれるため、詳細は年金事務所にご相談ください。
介護保険関連では、65歳以上の方や40歳から64歳で要介護認定を受けていた方は、介護保険の資格喪失手続きが必要です。介護保険証の返却も併せて行います。介護保険料の精算や介護サービス利用料の調整なども行われます。
その他、印鑑登録の廃止や選挙人名簿からの削除などは自動的に行われる場合が多いですが、確認しておくと安心です。
戸籍への記載完了後の手続き
死亡届が受理されてから戸籍に記載されるまでには一定の期間が必要です。吹田市では、死亡届受理後おおむね1週間程度で戸籍への記載が完了します。ただし、他の市区町村に本籍がある場合は本籍地への通知と記載に時間を要するため、2週間程度かかる場合があります。
戸籍に死亡の記載が完了した後、戸籍謄本や除籍謄本の取得が可能になります。相続手続きや各種名義変更で必要になることが多いため、複数部取得しておくのがおすすめです。戸籍謄本の手数料は1通450円、除籍謄本は1通750円です。
また、相続関連の手続きとして、相続人の確定や相続財産の調査、相続放棄の検討(3か月以内)なども必要になってきます。焦らずにひとつずつクリアしましょう。
死亡後手続きをスムーズに進めるためのポイント
手続きを効率的に進めるための準備と工夫が重要です。事前の準備や情報収集により、手続きの負担を大幅に軽減できます。具体的には、以下の項目にアンテナを貼っておきましょう。
- 出来る限りの事前準備をしておく
- 必要書類を残しておく
- おくやみガイドブックを活用する
- 相談窓口を活用する
それぞれについて詳しく解説します。
出来る限りの事前準備をしておく
手続きをスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。亡くなられた方の本籍地と筆頭者、加入していた保険や年金の種類、預貯金口座や不動産等の財産状況、借入金等の債務状況を事前に確認しておきましょう。また、家族間で手続きの分担を決めておくことも大切です。
緊急連絡先のリストを作成し、葬儀社や親族、職場や関係機関などの連絡先を整理しておくことをおすすめします。重要な書類の保管場所を家族で共有し、必要時にすぐに取り出せるようにしておくことも重要なポイントです。
必要書類を残しておく
手続きに必要な書類は多岐にわたるため、整理して管理することが大切です。死亡診断書のコピーを複数部作成し、各種保険証や年金手帳等を整理しておきましょう。通帳や証書類の所在確認も重要で、重要書類は一か所にまとめて保管しておきましょう。
また、契約書類や権利証なども整理し、必要に応じてコピーを取っておくと後の手続きが楽になります。デジタル関連のパスワードや暗証番号なども、安全な方法で記録しておくことが現代では重要になっています。
おくやみガイドブックを活用する
吹田市では「おくやみガイドブック」を作成しており、死亡に関する手続きを分かりやすくまとめています。このガイドブックには、必要な手続きの一覧や連絡先、期限などが詳しく記載されており、手続きの漏れを防ぐために非常に有用です。
ガイドブックは市役所や各出張所で配布しており、市のWebサイトからもダウンロード可能です。また、全国の自治体が提供する「おくやみ手続きナビ」にも対応しており、質問に答えていくだけで必要な手続きを抽出できるため、個別の状況に応じた手続きリストを作成できます。
相談窓口を活用する
手続きについて不明な点がある場合は、吹田市の担当窓口に相談してください。市民課では戸籍・住民票関連、保険年金課では健康保険・年金関連、高齢福祉課では介護保険関連、税務課では市民税関連の相談を受け付けています。
吹田市の職員は親切丁寧に対応してくれるため、分からないことがあれば積極的に質問することをおすすめします。電話での相談も可能ですが、書類の確認などが必要な場合は直接窓口を訪れる方が確実です。複雑な事案については本庁舎での相談が適しています。
まとめ
吹田市での死亡手続きは、死亡診断書の受け取りから始まり、死亡届の提出から火葬許可申請、その後の各種手続きまで決められた流れに沿って進める必要があります。短いもので7日以内に手続きをしなければならないものもあるため、十分注意しましょう。
家族を失った悲しみの中での手続きは大変ですが、事前準備と適切な情報収集をしておくことが重要です。スムーズに手続きを進めるためにも、本記事を参考にして、手続きの流れや必要書類を把握しておくようにしてください。
強引な営業は一切致しません。
後悔のないご葬儀にするためにも、
事前相談がお勧めです。