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吹田市の規格葬儀・公営火葬場・市有墓地を解説|費用から手続きまで
吹田市では、葬儀から火葬、埋葬まで市が関与するさまざまな公的サービスを利用できます。規格葬儀は市が定める料金で葬儀を行える制度で、費用の透明性が高く安心して利用できる点が魅力です。
本記事では、吹田市における葬儀から埋葬までの費用と手続きについて詳しく解説します。
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目次
吹田市の規格葬儀とは
吹田市規格葬儀は、平成29年7月に従来の「吹田市営葬儀」から移行した制度です。市が定める規格と料金に基づき、市指定の葬儀業者が「簡素にして厳粛な葬儀」を執り行う仕組みとなっています。
一般的な葬儀では見積もりの段階で費用が不透明になりがちです。規格葬儀では料金体系が明確に定められているため、葬儀費用の見通しが立てやすい点が大きな特徴といえるでしょう。
葬儀の形式は仏式(ゆり・きく)、神式、キリスト教式から選択できます。また、祭壇を使用しない「略式型」や、火葬後に葬儀のみを行う「本葬」プランも用意されています。
規格葬儀を利用できる条件
吹田市規格葬儀を利用するには、喪主(施主)または死亡者が吹田市民であり、吹田市内で葬儀を行うことが条件となります。「吹田市民」とは吹田市に住民登録をしている方を指し、申請者か故人のどちらか一方が該当していれば利用可能です。
たとえば、故人が吹田市民であれば、市外に居住している家族が喪主を務める場合でも規格葬儀を利用できます。逆に、故人が市外在住でも、喪主が吹田市民であれば対象となります。
利用を検討している方は、まず住民登録の状況を確認しておくとよいでしょう。なお、吹田市内で葬儀を行うことも条件のひとつであるため、市外の斎場で葬儀を行う場合は対象外となる点に注意が必要です。
規格葬儀の申込方法
規格葬儀の申込みは吹田市役所ではなく、市が指定する葬儀業者へ直接行います。ご逝去後、葬儀業者に連絡し「規格葬儀を希望」と伝えてください。24時間365日対応している業者がほとんどで、深夜や早朝でも連絡可能です。
葬儀業者は故人のお迎えから葬儀の段取り、火葬場の予約や死亡届の提出代行まで一括して手配してくれるため、遺族の負担は大幅に軽減されます。指定業者の一覧は吹田市公式ウェブサイトで確認できるため、事前に複数社を比較検討しておくことをおすすめします。
規格葬儀のメリット・デメリット
規格葬儀のメリットは大きく3つあります。
第一に、葬儀費用を抑えられる点です。市が定める規格に沿った内容となるため、一般的な葬儀と比較して費用負担が軽減される傾向にあります。
第二に、市が指定した葬儀業者が施行するため、一定の品質と信頼性が担保されている安心感があります。第三に、料金体系が明確であるため、「思ったより高額になった」というトラブルを避けやすくなります。
一方でデメリットもあり、規格に沿った内容となるためオリジナリティのある演出や豪華な装飾を望む場合には向いていません。また、規格表にないオプションを追加すると別途費用が発生し、最終的な費用が当初の想定を上回るケースもあります。
事前に見積もりを取得し、希望する内容と費用のバランスを確認しておきましょう。
吹田市の公営火葬場「やすらぎ苑」の概要
吹田市立やすらぎ苑は、吹田市が運営する公営火葬場です。収骨室と待合室を備えた施設で、市民料金で利用できる火葬場として多くの市民に活用されています。収骨室は火葬前の故人とお別れする場として利用でき、お花や故人の愛用品を棺に納めながら最後の時間を過ごせるのが特徴です。
また、個室待合室は火葬中最大3時間まで無料で使用可能で、ご遺族はゆっくりと過ごすことができます。
やすらぎ苑の施設情報とアクセス
吹田市立やすらぎ苑の所在地は大阪府吹田市吹東町17番1号です。公共交通機関でのアクセスは、JR吹田駅から徒歩15分、阪急電鉄相川駅から徒歩13分となっています。
車でお越しの場合は、名神高速道路吹田ICから約20分(約8km)の距離にあり、駐車場は30台分(乗用車23台、身障者用1台、マイクロバス用6台)が完備されています。開園時間は9時~18時30分まで、休苑日は1月1日のみです。年末年始も12月31日までは通常どおり業務を行っています。
主な施設としては、以下のとおりとなっています。
- エントランスホール
- 炉前ホール
- 収骨室3室
- 待合ホール
- 待合室(個室)2室
清潔で落ち着いた雰囲気の中でお見送りができます。
やすらぎ苑の火葬料金
吹田市立やすらぎ苑の火葬料金は、市民と市外在住者で大きく異なります。市民料金(申請者または死亡者が吹田市民の場合)は、大人(12歳以上)が9,000円、小人(12歳未満)が6,500円、死産児が2,000円となっています。
一方、市外料金は大人が36,000円、小人が26,000円、死産児が8,000円と、市民料金の約4倍の費用がかかります。故人が市外在住でも、申請者(喪主)が吹田市民であれば市民料金が適用されるため、事前に確認しておくことが重要です。
なお、やすらぎ苑が混雑している場合や日程の都合がつかない場合は、摂津市斎場や豊中市立火葬場、大阪市立北斎場など近隣の火葬場も選択肢となります。
火葬に必要な手続きと届出
日本の法律では、死亡後24時間は火葬を行うことができません。そのため、ご逝去後は適切な場所での安置が必要となります。
火葬を行うためには、まず死亡届を死亡を知った日から7日以内に市区町村役場へ提出しなければなりません。届出先は、死亡地、届出人の所在地、または故人の本籍地のいずれかです。死亡届の提出と同時に「埋火葬許可申請」を行うと、火葬許可証が交付されます。吹田市立やすらぎ苑で火葬する場合は、あわせて「火葬場使用許可申請」も必要です。これらの手続きは通常、葬儀業者が代行してくれるため遺族が直接役所へ出向く必要はほとんどありません。
火葬当日は火葬許可証を火葬場へ提出し、火葬後にこの許可証に火葬済みの証明印が押されて「埋葬許可証」として返却されます。この埋葬許可証はお墓に納骨する際に必要となる重要な書類ですので、大切に保管してください。

吹田市の市有墓地の申込方法と費用
吹田市が管理する市有墓地には、次の5つがあります。
- 片山墓地
- 川面墓地
- 新田墓地
- 金田墓地
- 軍人墓地
公営墓地は民間霊園と比べて永代使用料や管理料が比較的安価であり、宗教・宗派を問わず利用できる点が特徴です。利用条件は吹田市に住民登録していることが基本で、すでに他の市有墓地の使用権を持っている方は新たに別の市有墓地に申し込めない場合があります。
新規募集は空き区画発生時に不定期で実施され、吹田市公式サイトや広報すいたで告知される点に注意が必要です。応募多数の場合は抽選となり、当選後に永代使用料を納付して使用許可を受けます。永代使用料は区画により異なりますが50万円程度から、別途墓石建立費用(数十万円〜100万円以上)が必要で、管理料は年間数千円程度です。
民間霊園と永代供養墓という選択肢もある
市有墓地の募集が限られていることもあり、吹田市周辺では民間霊園や寺院墓地を検討する方も増えています。吹田市内に駅から近くアクセスしやすい霊園・納骨堂が複数存在します。
また、お墓の継承者がいない方や将来的な管理に不安がある方には、永代供養墓がおすすめです。永代供養墓は寺院や霊園が責任を持って供養・管理を行ってくれるため、「墓じまい」の心配がありません。
費用や供養の形式は施設によって大きく異なるため、複数の施設を実際に見学し、比較検討することをおすすめします。
吹田市で葬儀費用を抑える方法
葬儀にかかる費用は形式や規模によって大きく異なりますが、公的制度の活用や事前準備によって負担を軽減することが可能です。以下では、葬儀費用を抑えるための具体的な方法を紹介します。
葬祭費を申請する
国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた方が亡くなった場合、葬祭を行った喪主は「葬祭費」を申請できます。吹田市の葬祭費は5万円で、申請期限は葬儀を行った日の翌日から2年以内となっています。申請には葬儀の領収書や申請者の本人確認書類などが必要です。
社会保険(健康保険)に加入していた方の場合は、「埋葬料」として同じく5万円が支給されます。故人の加入していた保険の種類によって申請先や手続き方法が異なるため、事前に確認しておくとスムーズに手続きを進められます。
葬祭費・埋葬料は申請しなければ支給されないため、忘れずに手続きを行いましょう。なお、葬儀業者が申請のサポートを行ってくれる場合もあるため、相談してみることをおすすめします。
福祉葬(葬祭扶助)を利用する
生活保護を受給している方が亡くなった場合、または生活保護受給者が喪主となる場合は「葬祭扶助制度」を利用できる可能性があります。葬祭扶助が適用されると、火葬料金や棺、骨壺など最低限必要な費用が公費で賄われ、自己負担なしで葬儀を行えます。
ただし、適用には一定の条件があり、事前に福祉事務所への相談が必要です。可能であればご逝去前の段階で福祉事務所に相談しておくと、手続きがスムーズに進みます。
また、葬祭扶助で行える葬儀は火葬式(直葬)が基本となり、通夜や告別式を行うことはできません。生活保護を受給している方やその家族は、万が一の際に備えて制度の内容を事前に把握しておくことが大切です。
事前相談を利用する
葬儀社への事前相談を活用することで、冷静に判断できる時間を確保でき、結果的に費用を抑えることにつながります。
ご逝去後は精神的にも時間的にも慌ただしい状況となり、十分な比較検討ができないまま契約してしまうケースも少なくありません。元気なうちに葬儀社と相談しておくことで、希望に沿った葬儀を適正価格で行いやすくなります。多くの葬儀社では無料で事前相談を受け付けており、見積もりの作成や会館の見学にも対応している場合が多いです。
また、葬儀社の会員制度に加入しておくと、万が一の際に割引が適用される場合もあります。事前相談は「縁起が悪い」と敬遠されがちですが、残された家族の負担を軽減するための大切な準備といえるでしょう。
複数社の見積書を比較する
葬儀費用を適正に抑えるためには、複数の葬儀社から見積もりを取得し比較検討することが最も重要です。同じような内容でも葬儀社によって価格が異なることがあり、相見積もりを取ることで適正価格を把握できます。
見積もりを取る際には、何が含まれていて何が含まれていないかを明確にしてもらい、追加費用が発生する可能性がある項目についても事前に確認しておきましょう。「一式」と記載されている項目は内訳を確認することが大切です。
また、インターネットで葬儀社を探す場合は、仲介サイトと葬儀社の直接サービスを区別することも重要です。仲介サイトを経由すると手数料が上乗せされる場合があるため、可能であれば葬儀社に直接問い合わせることをおすすめします。
まとめ
吹田市の公的サービスを活用すれば、葬儀から埋葬までの費用を大幅に抑えながら、安心して大切な方をお見送りできます。まずは元気なうちに葬儀社への事前相談を行い、規格葬儀の内容や費用感を把握しておくことが第一歩です。
万が一の際は、吹田市指定葬儀業者に連絡して「規格葬儀を希望」と伝えるだけで、火葬場の予約から届出の代行まで一括して対応してもらえます。葬儀後は葬祭費5万円の申請を忘れずに行いましょう。お墓については、市有墓地の募集情報を定期的にチェックするか、民間霊園・永代供養墓も視野に入れて早めに検討を始めることをおすすめします。
ご不明な点は吹田市環境政策室(電話:06-6384-1793)へお問い合わせください。
強引な営業は一切致しません。
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