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箕面市の規格葬儀とは?箕面市立聖苑・市有墓地の費用をわかりやすく解説
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目次
大切な方を送るとき、多くのご家族が最初に悩むのは「どこに頼めば、いくらかかるのか」という点ではないでしょうか。箕面市には、費用を抑えて葬儀を行える「規格葬儀」という公営の制度があり、火葬場と式場を備えた市立聖苑、納骨先となる市有墓地までが一体で整っています。
本記事では、火葬から葬儀、納骨までの流れに沿って、制度の中身と費用の全体像をわかりやすく解説します。はじめて喪主を務める方にも、判断の順番が見えてくるはずです。
箕面市で利用できる公営の葬儀制度
箕面市の公営葬送は、地理的にも制度的にもひとつにまとまっています。火葬場と式場を併設した「箕面市立聖苑」と、その北隣にある「箕面市立霊園」は、いずれも箕面市半町4丁目にあり、葬儀に使う規格葬儀も聖苑の式場を主な会場として想定しています。
つまり、火葬・葬儀・納骨という三つの手続きが、ほぼ同じエリアで完結する設計です。ここで押さえておきたいのは、それぞれ料金体系が独立している点でしょう。聖苑の火葬料と式場使用料、規格葬儀の祭壇料、霊園の使用料は別々に発生します。全体像を先につかんでおけば、後から想定外の出費に驚くことが減ります。
なお、規格葬儀は市民が安心して葬儀を行えるよう、市が仕様と金額を定めた制度です。まずは聖苑の使い方から順に見ていきましょう。
箕面市立聖苑について
箕面市立聖苑は、平成13年3月に完成した、火葬場と式場を併せ持つ総合葬斎場です。告別式から火葬、収骨までを移動なしで行える点が大きな強みで、霊柩車での移動費や参列者の負担を抑えられます。式場は収容人数の異なる4室があり、家族葬から一般葬まで規模に応じて選べます。
火葬の受付時間と施設利用料
火葬の受付は午前10時から午後4時までで、原則として各時間帯2件までの実施です。火葬炉は大型炉7基と胞衣炉1基の計8基を備え、入場から約2時間で火葬と収骨ができます。
料金面で重要なのは、火葬料と式場使用料が「市内」か「市外」かで変わる点です。市内料金が適用されるのは、亡くなった方の住所、または火葬施設の使用許可を受けた方の住所が箕面市にある場合を指します。公営のため民営に比べて安価に利用できることが多く、市内の方が利用したケースでは火葬料2万円程度の事例もあります。
なお、金額は改定されるため、箕面市の火葬施設についてで最新の料金をご確認ください。
式場の予約と「空いていないとき」の対応
聖苑を利用するうえで最初に知っておきたいのは、施設に直接葬儀を申し込むことはできないという点です。聖苑に登録された葬儀業者を通じて申し込む必要があり、火葬場の予約も指定葬儀業者が行います。どの葬儀社を選ぶかが、費用にも段取りの滑らかさにも直結します。
では、希望の式場が空いていない場合はどうすればよいのでしょうか。箕面は通夜・告別式のあとに火葬する後火葬が主流で、日程が重なると式場や火葬枠が埋まることもあります。そうしたときは、日程を1日ずらす、近隣の火葬場を併用するといった調整を葬儀社と相談しながら組み立てましょう。
副葬品など火葬前に知っておきたい留意点
相談が多いのが、棺に納める副葬品の扱いです。故人の愛用品や衣類、人形、写真などを納めたい気持ちは自然ですが、箕面市は極力入れないよう協力を呼びかけています。
理由としては、次のようなものが挙げられます。
- 溶けたガラスやプラスチックがご遺骨に付着して着色や汚れの原因になる
- 火葬時間が延びてご遺骨が破損する
- 収骨時に異臭が生じる
- ダイオキシン類が発生する
とりわけ注意したいのがペースメーカーです。火葬中に爆発が起こり、炉の損傷や人身の危険につながるおそれがあるため、必ず事前に申し出てください。
アクセス
聖苑の所在地は大阪府箕面市半町4丁目です。公共交通機関では、阪急箕面線「桜井」駅から徒歩約15分、大阪モノレール「柴原阪大前」駅や阪急宝塚線「石橋阪大前」駅からも向かえます。
駅からはやや歩く立地のため、参列者に高齢の方が多い場合は車での送迎を前提に段取りを組むと安心です。地下には66台収容の駐車場があり、自家用車での参列にも対応しています。参列者が多く駐車スペースが不足するときは、近隣の有料駐車場を利用いただく場合もあります。

箕面市の規格葬儀という選択肢
火葬と会場の見通しが立ったら、次は葬儀そのものの費用です。ここで検討したいのが「箕面市規格葬儀」です。内容と料金があらかじめ決まっているため、はじめて喪主を務める方でも判断しやすい制度といえます。詳しく見てみましょう。
規格葬儀とは
規格葬儀は、市民が安心して葬儀を行えるよう、葬儀の仕様と金額をあらかじめ条例で定めた制度で、市内の葬儀業者の協力のもとに実施されています。料金と内容が決まっているため、不透明な追加費用が発生しにくいことが最大の利点です。
用意されているのは、一般的な葬儀である「標準型」と、より簡素にとの要望に応える「略式型」の二つです。略式型は密葬をイメージした形で、通夜式や告別式といった式事の進行は対象外となります。
なお、規格葬儀の最新情報は、箕面市が出している「箕面市規格葬儀について」をご覧ください。
利用できる人
規格葬儀を利用できるのは、原則として箕面市民に関わる葬儀です。具体的には、亡くなったときに箕面市民だった方の葬儀を箕面市内で行う場合か、箕面市内で親族の葬儀を行う箕面市民の場合が対象となります。ここでいう親族とは、6親等内の血族と3親等内の姻族を指します。
会場は市立聖苑の式場のほか、自宅、コミュニティセンターや地区の集会所、神社・寺院・教会も対象です。ただし民間事業者の葬儀場では利用できず、各会場の施設使用料は規格葬儀の料金に含まれない点にご注意ください。
申込みの流れ
申込みは、市が指定する規格葬儀取扱業者に連絡を入れることからスタートします。ここで欠かせないのが、最初に「箕面市の規格葬儀で執り行う」旨を必ず伝えることです。これを伝えずに一般プランで話が進むと、制度の料金が適用されません。
その旨を伝えたうえで、担当者と葬儀の内容・会場・参列人数を打ち合わせ、サービス内容と費用を十分に確認してから、指定葬儀業者へ直接申し込みます。並行して市役所へ死亡届を提出し、埋火葬許可証の交付を受けてください。指定業者が窓口となるため、ご家族が手続きを一から抱える必要はありません。
費用の目安と見積の読み方
費用の目安として、規格祭壇はおよそ30万円で、これに式場使用料などが別途加わります。葬儀相談サイトの整理では、返礼品・飲食・寺院への御礼を別として20~35万円程度で行える場合もあるとされています。
見積を読むコツは、基本料金に「含まれるもの」と「含まれないもの」を分けて確認することです。花屋や仕出し料理、粗供養品への支払いは当家が各業者へ直接行う仕組みで、単価は平均的な参考額にすぎません。総額は参列者数や返礼品で動くため、総支払額の概算を先に出してもらいましょう。
葬儀後の負担を軽くする給付制度
費用は、葬儀を終えたあとの給付まで含めて考えると負担がさらに軽くなります。申請しなければ受け取れないお金なので、見落とさないよう確認しておきたいところです。本記事では二つの制度について解説します。
葬祭費・埋葬料
故人が国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた場合、葬儀を執り行った方に対して「葬祭費」が支給されます。箕面市の支給額はおおむね5万円が目安です。
会社員などで健康保険(社会保険)に加入していた場合は、加入先の保険組合や協会けんぽへ「埋葬料」を申請します。いずれも申請期限が定められており、箕面市では葬儀を行った翌日から2年以内が目安です。死亡届の提出とあわせて、早めに段取りを確認しておきましょう。
葬祭扶助(生活保護)
経済的な事情で葬儀費用の負担が難しい場合には、生活保護制度に基づく葬祭扶助が用意されています。生活保護を受けていた方については、聖苑利用の減免規定が適用されることもあります。
該当する可能性があるときは、葬儀を依頼する段階で葬儀社に伝えたうえで、市役所の担当窓口へ早めに相談してください。制度を知らないまま自己負担で進めると、受けられたはずの支援を逃すことになりかねません。
箕面市の市有墓地・市立霊園
火葬と葬儀の見通しが立てば、残るは納骨です。箕面市には市有墓地として「箕面市立霊園」があり、聖苑の北隣という立地から根強い人気があります。宗教は不問で、阪急箕面線「桜井」駅から徒歩約15分の距離です。
一般区画の募集と応募資格
墓石を建てる一般区画は、常に申し込めるわけではありません。空き区画が出た年に不定期で募集され、頻度は年1回から2回程度です。令和7年度は10月1日~10月31日までの期間に全25区画が募集されました。
申込資格は、募集開始日時点で箕面市内に住所を有し、親族または自己の焼骨を埋葬しようとする方で、使用許可後2年以内に墓石を建てることが条件です。建てられなかった場合、使用許可は取り消されます。使用料は区画面積によって異なり、令和5年度の募集では2平方メートル型が永代使用料1,219,200円でした。年間管理料は不要です。
合葬式墓地という選択もある
承継の心配をしたくない、単身である、生前に申し込んでおきたい。こうしたニーズに応えるのが合葬式墓地です。箕面市立霊園の合葬式墓地は、最大1万体までひとつの大きなお墓に一緒に埋葬する形で、個人での管理が不要です。眠る方の名前を石のプレートで残す記名板も備えています。
使用料は、市内の方が1体50,000円(消費税別)、市外の方が75,000円(消費税別)です。ただし、一度合葬されたご遺骨は他の方と混ざるため返還できません。生前申込をする際は、必ずご家族と意向を共有しておきましょう。
墓じまい・改葬を検討する場合
すでにあるお墓を片付け、別の場所へ遺骨を移す「墓じまい・改葬」を考える方も増えています。改葬には法律に基づく改葬許可申請が必要で、移す先を決めてから手続きを進めるとスムーズです。
なお、火葬後に返却される埋火葬許可証は、墓地や納骨堂に遺骨を納める際に必要となるため、大切に保管してください。分骨する場合は、必要枚数の火葬証明書を火葬場で発行してもらいます。合葬式墓地への改葬も選択肢のひとつです。
まとめ
箕面市では、火葬(市立聖苑)、葬儀(規格葬儀)、納骨(市有墓地)という三つの局面が、公営のしくみとして一体で整えられています。規格葬儀は内容と料金が定められており、費用の見通しを立てやすい制度です。ただし聖苑は登録葬儀業者を通じてしか申し込めず、規格葬儀も最初に制度利用の意思を伝える必要があります。
吹公社は箕面市を中心に葬儀を手がけ、2021年開設の箕面斎場ホールを運営しています。箕面市立聖苑でのご葬儀にも対応し、費用のご相談から段取りまでご案内します。まずはお気軽にご相談ください。
強引な営業は一切致しません。
後悔のないご葬儀にするためにも、
事前相談がお勧めです。








